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GEORAMA2017-18 presents

食い破るタフな表現をするための

GEORAMA

アニメーション

スクール

講師:石岡良治、高瀬司、土居伸彰

『君の名は。』を象徴的な例としてインディペンデント作家的な想像力がメインストリームにおいても重要になってきた今、アニメーションの個人作家たちの活躍の場は増えています。従来のように短編作品やクライアントワークはもちろん、シリーズや長編、はたまたマンガやゲーム、現代美術といった隣接領域にまたがって活動するケースが多く見られるようになるなど、アニメーション作家が紡ぐことのできるキャリアの可能性は、これまでになく広がっているといえます。

 

しかし一方で、なんだか五里霧中であるかのような感じも漂います。それは、アニメーションで表現を行うなかで、把握すべき文脈や歴史が膨大になっていることが主な理由でしょう。(たとえば、短編作品だけをみても、映画祭文脈、オンラインコミュニティ等に作家たちが散らばるなかで、2010年代に誰が重要なのかが共有される場はなかったり…)

この短期集中型スクールは、そんな状況を背景に実験的に開始されるものです。いま、個人作家の前にどのような活躍の場が広がっていて、そのなかでどのような表現の革新が蓄積されつつあるのか、まずそれをみなで共有することで、いまわたしたちがどのような場に立っているのか、霧を晴らして見通せるようにします。アニメーションでいま、何が起こっているのかをきちんと把握し、批判的に考え、そのうえでなんらかのアウトプットができるようにする…それを目指します。本スクールの受講生は、おそらく、思ってもみなかったかたちで、自分が何かをなしうる可能性があると気づくことになるのではないでしょうか。

 

本スクールでは、既存の枠組みにとらわれずにアニメーションを把握しようとする3名の講師がレクチャーと講評を担当します。レクチャーパートでは、個人作家(土居)、アニメ(高瀬)、その他=∞(石岡)とそれぞれの視点から、現在の世界のアニメーションを作り上げる文脈を共有します。受講者はそれぞれのレクチャーを受けて出される課題(毎回、短編100本鑑賞程度のボリュームの作品を鑑賞し、それに対するフィードバックを課題として提出する)に対応することで、貪欲に様々な文脈を飲み込み、自らの血肉としていくことが求められます。

受講者の中心として想定されているのはアニメーションを軸に表現を行おうとする者(大学生以上を想定)ですが、全体的なリテラシー底上げのため、作家のみならず、製作・配給・批評・観客として携わる人々にも開放し、特に制限は設けません。ライター、ジャーナリスト、研究者、プロデューサーなど周辺を支える人材となることを志望する人もまた歓迎しますし、美術、映画、マンガ、文学、演劇など隣接領域での表現を行おうと考える人も受講可能です。とにかく、必要だと思う人が受講してください。聴講(講評の対象になりません)での受講も可能です。

 

​歴史を食い破っていくタフな人材を育てるための短期集中スクールに是非ご参加ください。(土居伸彰)

​講義の内容

全4回のシリーズとなるスクールです。毎回、以下の2部構成で開催します。

 

(1)講義の前半:受講生たちによる提出課題への講評

(2)講義の後半:各講師によるアニメーションに関するレクチャー​

 ※第1回目の講評は、受講生が事前に提出した作品や文章などを対象として行います。

 ※第1〜3回目には、最後に次回に向けた課題が出されます。

講師紹介

​石岡良治

批評家・表象文化論(芸術理論・視覚文化)・ポピュラー文化研究。早稲田大学文学学術院准教授。著書に『視覚文化「超」講義』(フィルムアート社)、『「超」批評 視覚文化×マンガ』(青土社)、共著に『マンガ視覚文化論─見る、聞く、語る』(論考「反復の悪夢―漫☆画太郎と出来事の連鎖」、水声社)他多数。論文に「宮崎駿『On Your Mark』とアニメの系列的読解」。

土居伸彰​

株式会社ニューディアー代表、新千歳空港国際アニメーション映画祭フェスティバル・ディレクター。ロシアの作家ユーリー・ノルシュテインを中心とした非商業・インディペンデント作家の研究を行うほか、世界のアニメーション作品を広く紹介する活動にも精力的に関わる。著書に『個人的なハーモニー ノルシュテインと現代アニメーション論』、『21世紀のアニメーションがわかる本』(いずれもフィルムアート社)など。

​開催日時

5/26(土)、6/2(土)、6/23(土)、

6/30(土)

各日 13:00 - 18:00

​※開場は30分前を予定。

受講料

10,000円

5,000円(聴講の場合)

​※4回すべてに出席できない場合でも料金は同じです。

​申し込み方法

下記アドレスまでメールにて、お名前、お電話番号をお知らせください。(聴講をご希望の場合はその旨お知らせください。)追って詳細をご連絡差し上げます。

宛先:contact@newdeer.net(担当:松尾)

定員(予定)

聴講生を含め、最大40名

※一次締切:5/11(金)23:59

​※定員に達し次第、受付を締切ります。

​※一次締切後、まだ定員に余裕のある場合は二次募集をかける予定です。

※受講生・聴講生ともに、定員に達しました。申し込みは締切とさせていただきます。ありがとうございました。

場所

東京工芸大学​・​中野キャンパス

〒164-0012 東京都中野区本町2丁目9−5

​※会場の詳細は受付後にお伝えします。

​※東京工芸大学へのお問い合わせはご遠慮ください。

主催:ニューディアー(GEORAMA2017-18)​
共催:東京工芸大学アニメーション学科

​助成:アーツカウンシル東京(公共財団法人東京都歴史文化財団)

授業スケジュール

5/26(土)

第一部 受講者作品(事前提出)の講評

第二部 土居伸彰によるレクチャー「21世紀 個人作家のアニメーション史 8分から80分の詩学へ」(仮)

6/2(土)

第一部 土居課題の講評

第二部 高瀬司によるレクチャー「アニメとインディペンデントの交差 個人作家の綴ってきたテレビアニメ史」

6/23(土)

第一部 高瀬課題の講評

第二部 レクチャー(石岡)「タイトル未定」

6/30(土)

​第一部 石岡課題の講評

第二部 総評

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